【疲れにくい】帰省の荷物の減らし方ガイド
こんにちは。mikiです。
子どもの長期休みといえば、旅行や帰省の時期ですね。
子どもは無邪気に楽しめますが、大人は準備段階から考えることが多いです。特に移動は、荷物に子どもに人混みにと、疲れてしまいがち。
でもせっかくなら、疲れ知らずで楽しみたいですよね。
疲れないためには、荷物を減らし、脳に余裕を持たせることが大切だと感じています。
私はミニマリストを目指して生活するうちに、段々と旅行の荷物も減ってきました。
今までに自分の荷物の軽量化ができ、さらには今回、子どもの荷物にも応用することで、リュック一つで帰省することができました。イライラすることもほとんどなかったです。
たまの帰省、最小限の荷物で疲労を減らし、目一杯楽しみましょう。
疲れは荷物の量と比例する
なぜ疲れるか
旅行や帰省の際、移動に疲れを感じるのはなぜでしょうか。
きっと、自分の中の繊細センサー(私が今作った言葉です)が異常発動して、必要以上にいろんなことに注意を向けている状態に、無意識になっているからだと思います。
同行している人と同じ移動をしているのに、疲れの度合いが違うのはこのせいかと踏んでいます。
【考えられる繊細センサー異常発動の原因】
・荷物が重たいから。
・人が多いから。
・人に迷惑かけないように気を使うから。
・時間を気にするから。
・子どもが喚くから。
・肩が凝ったり、腰が痛くなったりするから。
具体的な原因と理由をリストアップ
この繊細センサーが発動しないように準備します。もしくは、発動しても「大丈夫」と思える準備をしておくことが必要です。
そこで、移動中に嫌だと思うだろうことを、理由と共にリストアップしてみます。
私の場合は次の通りです。(飛行機に乗ることが前提)
嫌なこと | 理由 |
---|---|
①子どもが人混みの中、トランクを押したがる。 | 人に当たりそうで怖いから。 |
②預けた荷物が回ってくるのを待つ。 | 時間がかかり、子どもの機嫌が悪くなるから。 |
③人混みの中、大きくて重たいものを持って移動する。 | 単純に疲れるし、行動が制限されるから。 |
④機内に物を忘れたり落としたりする。 | 何度も点検したり心配したりする必要があるから。 |
⑤機内で子どもがうるさくする。 | 人に迷惑をかけるから。 |
⑥混雑している。 | 嫌なものは嫌。 |
根本原因と解決案を考える
次に、嫌なことの主たる部分(根本原因)は何か(太字)と、大丈夫だと思えるためにどうするかの解決案(太字)を考えます。
嫌なことの逆を考えると、簡単に出てきます。
根本原因 | 解決案 |
---|---|
①子どもが人混みの中、トランクを押したがる。 | トランクを持たなければ、人に当たらない。 |
②預けた荷物が回ってくるのを待つ。 | 荷物を預けなければ、待ち時間がなく子どもが騒がない。 |
③人混みの中、大きくて重たい物を持って移動する。 | 小さくて軽い荷物ならば、行動しやすい。 |
④機内に忘れたり落としたりする。 | 見失うような物を持ち込まければ心配がいらない。 |
⑤機内で子どもがうるさくする。 | 動画を見せておけばおとなしい。(子どもが好きなもので対策) |
⑥混雑している。 | 閑散期や空いている時間帯を狙う。(計画段階で必要) |
共通点が見えてきたね。
荷物を減らしたら良さそう!
ここまで考えると、荷物を小さく軽くすることで①から④に関する疲労はかなり削減できそうだということが予想できます。
少ない荷物で移動しよう
荷物が少ないことのメリット
疲れにくくなる
まず、ストレスが大幅に減り、疲れにくくなります。
前述した通り、疲れの原因の大部分を閉めるのは、荷物の量と重さにあるからです。
行動の自由度が高まる
荷物が少なければ、かなり自由度が高まります。
両手が空いたり、肩が軽かったりすると、断然動きやすいです。
以前、息子のこつんが、こんなことを言っていました。
「リュック背負いたくない。動けなくなるんだもん」
まさにこれです。
実際、こつんは、リュックを背負わずにいることで、興味が向かう先々に出向いては、何やら楽しげにいろんな物を見つけています。
大人は荷物を持っている事が普通になっていますが、持たなければ持たないほど動きやすい。身軽な移動が可能となるのです。
旅を楽しめる
物の管理に手間がかからない分、脳と時間に余裕ができます。
余裕ができると、移動中どんな楽しいことをしようか考えるのも良し、空港でゆっくりお茶するのもまた良しです。
通路の狭いお店に入って美味しいご飯を食べるなんてことも簡単です。
少ない荷物でいることは、旅においてもいいことづくし!
荷物を減らすには
でも、どうやって荷物を減らせばいいんだろう?
帰りのことも考えて荷造りすることがポイントだよ!
帰りの方が、お土産やら何やらで重たいことってありませんか。
帰りの荷物が多少増えても大丈夫だと思える程度まで、行きの荷物を減らします。
行き先に送る
事前に帰省先に送ってしまうというのはかなり有効です。
ご家族が多い方は特に、荷物を先に送ってしまえば、移動の際身軽になれます。
また、夫(妻)不在で、子どもと自分だけの移動の際も、子どもの要望に応える余裕ができます。(抱っこなど)
全体量を減らす
全体量をコンパクトにするために、この鞄(トランクやリュックなど)に入る分だけ!と最初に決めてしまいます。
この鞄が小さければ小さいほど荷物はコンパクトにできます。
実際のところ、帰省の際に必要な物ってそんなにありません。
行く先は実家。日本人ならば、多くの人が日本国内です。もしも足りなくなったら、現地で購入できるでしょう。
それに、実家では自分のs親が暮らしているので、生活に必要なものは大体揃っています。
そう考えると、持って行く物は、必要最低限でいいはずなんです。
時と場合によって多少変わりますが、基本的には次の通り。(下記は3泊以上を想定してます)
〈大人用の持ち物〉
衣類:身につけて行く物+1セット、部屋着1セット
化粧品類:両手のひらに収まるくらい
機器類:スマホ、(タブレット、)充電器
貴重品類:小さい財布(お札数枚、保険証、免許証、クレジットカード1枚)、鍵
〈子ども用の持ち物〉
衣類:身につけて行く物+2セット、パジャマ1-2セット
化粧品類:保湿クリーム
貴重品:保険証類
その他:大好きな小さめのおもちゃ2-3個、安心アイテム(こつんは赤ちゃんの時から使っている布団と枕)
以上です。
少ないですか?もっと減らせそうですか?
あれもこれもと詰め込みたくなりますが、いつもの化粧水など、本当に無くては困るものだけを最低限だけ持って行くようにします。
衣類を減らす
荷物の大部分を占めるものは何でしょうか。
おそらく多くの人は、衣類ではないかと思います。
衣類を減らせられれば、持ち物は必然的に減ります。
基本的に、服は、身につけて行く物+1セットで大丈夫です。
猛暑の夏は例外かもしれませんが、冬は嵩張るし、1セット持つだけで十分事足ります。
何なら着ているものだけでもいいくらいです。
⚪️大人の服について
①1セット実家に置いておく。(可能な場合のみ)
②手放す寸前の服を着ていく。
具体的には、次のようにします。
①1セット実家に置いておく。(可能な場合のみ)
身につけている物の他に、帰省先で着る服を1セット持って行きます。これは、実家に置いておきます。
ですので、一度持って行ったらおしまいで、来年の荷物はほぼなくなります。
旅館には浴衣が備え付けでありますよね。そんなイメージです。
②手放す寸前の服を着ていく。
散々着て、もうすぐ手放し時かなという服を着て行きます。
今回私は、新しいセーターを1着、届け先を実家にして購入しました。
今までのセーターを着て行き、現地で手放す。そして、新しいセーターを着て帰りました。
そうすると、滞在中は、セーターが2着あることになるので、着るものには困りません。
この場合、1セット余分に持って行く必要がないので便利です。
パンツは基本一本で大丈夫です。
インナー類は、身につけて行く物+1セット。
毎日洗濯する(してもらう)のでこれで十分です。
⚪️子どもの服について
手放す寸前の服を持っていく。
もう寿命寸前の服を持って行きます。そして、現地で手放します。
そうすると、帰りに子どもの服を持って帰る必要がありません。パジャマも同様です。
一番嵩張って荷物の大部分を占める子ども服がなくなると、かなり軽量化できます。
子どもは成長するので、大人服のように実家に置いておけないのが難点ですが、こればっかりは仕方ありません。
このように考えて衣類を用意していくと、帰りの荷物も減るし、次回からの荷物も減らすことができます。
身軽になって楽しい移動を
いかがでしたか。
取り入れられそうな点はあったでしょうか。
8年ほど前、ドイツ旅行中に訪れた靴屋さんで、こんな場面を見ました。
現地の女性の方が新しいブーツを購入し、今の今まで履いていたブーツをお店に置いて「捨てておいて!」みたいなことを言ってお店を出て行ったのです
華麗でした。カッコよかった!
ミニマリスト界隈でよく聞く、見事なまでの【1in1out 】です。
旅先や帰省先でも、こんな風に、不要なものはさっと手放して、気に入ったものだけを身につけて軽やかに動けたらいいですよね。
穏やかで楽しい旅ができますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
・・・おまけ・・・