やめると楽になる15のこと【食まわり編】

こんにちは、mikiです。
HSP気質の方、敏感な方にとって、混沌としている状態はとても疲れることですよね。
やらなきゃいけないこと、やったほうがいいかなと思うこと、やらなくてもいいこと・・・いろいろな物事がごちゃごちゃとある状態というのは、それを考えただけでも疲れを感じてしまいます。
私は、物事がたくさんありすぎる状態が嫌で、少しずつ「やめる」という選択をとってみると「あ、なんか楽!」を感じられるようになってきました。
疲れを減らしたい方、やめたいけど何をやめたらいいかわからない方にとって、少しでもお役に立てたら幸いです。
今回は、【食まわり編】です。
雑多な物事は疲れの原因

たくさんのこと、たくさんの物に囲まれると、どうしても疲れてしまいます。
それは、無意識のうちに脳がたくさんの判断を繰り返しているからです。
モノやコトは喋りませんが、きっと「あれやってくれ」「これやらないといけないよ」なんて、無言の圧力をかけてきているようにも感じます。
目の前に、パンパンのゴミ袋があったら、「早く捨てなきゃ」
買ってきた食品がそのまま放置されていたら、「早く冷蔵庫にしまわなきゃ」
洗い物が放置されていたら、「ああ、洗わなきゃ」
こんな風に、物から発せられるメッセージを受け取っては「やらなければ」に翻弄され、無意識のうちに疲れてしまっているのです。
だから、モノやコトが発するメッセージを最初から受け取らない状態をつくるのです。
それが、「やめる」という選択です。
最初からなければ、受け取る必要がないし、そもそも気づきません。
やめてみると楽なこと、意外とあるかもしれません。
やめると楽になったこと

私が「やめる」ことで生活が楽になったことをご紹介します。
買い物で
週に何度も買い物に行く

週に何度も買い物に行くことは、避けます。
行けば行くほど、たくさんの物を目にすることになり、必要以上の買い物をすることになるからです。

本当は要らなかったものまで、ついつい買っちゃうんだよね。

心から楽しいと思っているのなら、その時間も必要だよ。でも・・・。
少しでも、「買い物行かなきゃ」と義務的に行っているのならば、週に何度も買い物は行かない方が良いと思います。
買い物と一言で言っても、家を出てから帰ってくるまで、多くの時間と労力を要する上、行ったが最後、買う予定じゃなかったものまで買ってしまい、余計な出費をするなんてこともよくあります。
この一連の出来事が、疲労を招いていると考えます。
何度も買い物に行くことはやめてしまう方が楽な暮らしに近づきます。
複数のお店で買い物する

複数のお店で買い物することはやめます。
週に何度も買い物に行くことと、変わらない結果を招くからです。

でも、安いお店で買った方がお得じゃないの?
今日は、A店で卵が安い。B店ではお肉が安い。さらに、C店はいつもキャベツが安い。
こんな風に、それぞれのお店で、売り出す商品の値段に差がありますよね。
これが罠だと感じています。
安いと言っても数十円から数百円の差です。
もちろん、節約したい気持ちは私も同じですが、安さだけを求めて自分の大切な時間と労力をそこにかけるのは、非常に勿体無いと思うのです。
自ら疲労の原因を作り出し、「ああ疲れたな」と思う日々。
それって楽しいでしょうか。

数百円の節約をしたいときは、お菓子の袋を一つ、二つ買わない方がずっと健康的で楽ちんだよ。
複数のお店をハシゴする買い方はやめた方が身のためです。
ポイントを貯める

ポイントを貯めることをやめます。
ポイントに振り回され、本当は要らないものまで買う結果を招くからです。

ポイントが貯まっていくと、嬉しくなっちゃうよね。
あと数百円で、ポイントがアップするとか、
あと数ポイントためたら、割引があるとか。
ポイントアップのために買うものは、本当は必要のない物であることが多いです。
そこで買った金額と、ポイントアップの額、どちらが大きいでしょうか。
本当はいらなかったはずの物を買うのに費やした時間もお金も労力も、何だか無駄な気がします。

もしポイントがなかったらその物を買っていたかな?よく考えないとね。
普段の買い物の結果、意図せず自然にポイントが貯まっていく場合はラッキーです。
でも、そうではなく、自らポイントを貯めるために力を使うことは、結果として、無駄な行為であることが多い気がします。
必要以上のまとめ買い

必要以上のまとめ買いはやめます。
考えなければならないことを増やしてしまうからです。
たくさん買いすぎた結果、収納しておく場所がないことはありませんか。
例えば、トイレットペーパー。まとめて買って、保管しておけば、いつ無くなっても大丈夫という安心感を得られるかもしれません。
でも、嵩張って場所をとります。
収納場所を確保したり、他の収納アイテムを新たに購入する必要が出てきます。
食料品も同様です。
必要以上に買い込めば、それだけ冷蔵庫の容量が必要になったり、パントリーがパンパンになったり、多すぎて消費ができずに結局捨てる羽目になったりと、いいことはあまりないように思います。
まとめ買いをするということは、管理コストがかかる行為です。
収納は限られているので、たくさんの物をどうやって保管しておこうか、考えなければいけません。

「まとめ買いがお得!」って書いてあるからつい・・・。

今は、日用品も食料品も、いつでもどこでも簡単に手に入るから、自宅に溜め込まないようにね。
必要最小限だけをストックしておいて、なくなりそうになったら買う。
ストックしているアイテム数が少なければ、何がどのくらいあるのか、一目瞭然です。
これだけで、楽に生活をすることができます。
必要な数を把握して、自分の管理できる数だけを買うようにした方が楽です。
100円ショップで便利グッズを買う

100円ショップで便利グッズを買うことをやめます。
何より、100円ショップに行き過ぎないようにしたいところです。
100円ショップは安いからという理由で、何でもかんでも買ってしまいがちです。
最近は、便利なアイテムがたくさん売られているように見えますし、SNSなんかでも、便利で可愛いアイテムがたくさん紹介されて、ついつい欲しくなってしまいます。
もちろん、優れた名品もあると思います。
でも、汎用性が低かったり、質が劣っていたり、それなりのデメリットはつきものです。それらをいちいち買っていては、物が溢れ、管理に手間がかかり、結果として面倒な事態に陥ります。
100円といえど、ちりも積もれば・・・です。
私は100円ショップでは、限られた消耗品だけ買うなどと、自分の中でルールを決めてから行くようになってからは、散財がかなり減りました。
100円ショップ、気安く近づくなかれ、です。
料理で
たくさんの品を作る

品数をたくさん作ることをやめます。
単純に、大変だからです。
料理が得意な方、好きな方はきっと楽しくて、美味しいものが作れて、家族を喜ばせてあげられて、本当に尊敬します。
でも、そうでもなければ、ただただ大変な作業だなと思っています。
1日30品目摂取することが推奨されていますが、それは無視です。
だって、無理だから。
家族の健康管理は大切ですが、1日じゃなくて、一週間でなんとなくたくさんの品目を摂れていればいいかなとゆるりと考えています。
何を摂取するかも大切ですが、体に悪いものを摂取しない方が、体にいいこともあるように感じています。
品数はたくさんなくても、大丈夫。
食べない物に意識を向ける方がいい気がします。
日常で凝った料理を作る

凝った料理を作ることをやめます。
調味料が限られたり、時間と手間がかかったりするからです。
日々の料理は、簡単にできるシンプルな物が一番です。
例えば、ご飯と味噌汁、それに簡単な肉料理または焼き魚と決めてしまえば、毎日献立に悩む手間の多くが解消されます。

特別に凝った料理は、特別な日だけ頑張ってみるくらいの気持ちで大丈夫!

週末に、家族で珍しい料理に取り組むっていうイベントにしても楽しそう!
みんなでやれば、苦手なことも楽しめる気がします。
料理に凝らない!
それだけでも、1日の負担がかなり軽減されます。
私は料理が苦手なので、楽な方法を模索しています。↓
料理が苦手な主婦が贈る「食まわり」を楽にするアイディア【マインド編】
料理が苦手な主婦が贈る「食まわり」を楽にするアイディア【実践編】
揚げ物・炒め物

油をたくさん使う揚げ物や炒め物はやめます。
油を使った高温調理は健康的ではないし、後処理も大変だからです。

みんな大好き、唐揚げ、ポテト、エビフライ・・・!
美味しいからたくさん食べたいな。
子どもは揚げ物が大好きかもしれません。
でも、油で揚げなくても、オーブンを使うことで解決できることもあります。
自分で作らなくても、週末だけ、唐揚げを買ってくるというのも楽しみになります。
炒め物も、油が跳ねて火傷したり、飛び散った油の掃除をしたり、面倒なことが発生します。
我が家の場合は、調理中に小さな子どもがキッチンに近づいて来るのがとても危険に思い、避けるようになりました。

調理家電を使うことは、揚げ物を安全でヘルシーに調理するのにいい方法だね。
揚げ物や炒め物が食べたくなったら、自分でリスクを負わなくても食べられる手段はあります。わざわざ家で大量の油を使って調理する必要はありません。
痩せるレシピを検索する

痩せたいと思った時に、レシピを検索するのをやめます。
それって結局、カロリーを摂取するに他ならないからです。
例えば、ダイエットしたいけど、甘い物が食べたくなった時。
「痩せる お菓子 レシピ」などと検索していました。
でも、これって、結局新たに甘いものを摂取する行為になっています。
そしてそれを作って食べていた頃は、全然体重は減りませんでした。
作ったら、食べなければいけません。
痩せたければ、「消費量>摂取量」を守る。
間食を昨日より減らす。
水の摂取量を増やす。
こういったことを習慣化するように心がける方が、長い目で見ると、スリムで健康的な体が手に入ると思います。
食事で
炭水化物を積極的に摂る

白ごはん、小麦の麺やパンを主食として食べることをやめます。
血糖値云々の話もありますが、感覚として眠気と疲労、肌荒れの原因になるからです。
わかりやすいのが、お昼ご飯。
この時間、パンや麺でサクッと済ませている方も多いかもしれません。
でも、食後眠くなりませんか。体が重たくなりませんか。
お昼ご飯に炭水化物をしっかり摂ると、午後の作業に影響が出るというのは、誰しも経験があるのではないでしょうか。
私はこの眠気がつらくなって、お昼に炭水化物を食べるのをやめました。
最近、お昼は野菜をチンして食べています。
すると、全然眠気が起きなくなりました。
午後の眠気がなくなると、子どものお迎えに行くのも、長時間外遊びを見守るのも、大して苦ではなくなりました。
私は夜も白いご飯は食べません。胃が重くなって、眠たいのに寝つきにくくなるのを感じていたからです。
ご飯がないと、おかずが食べられないと思われそうですが、おかず自体の味も濃くないので、おかずだけで十分美味しく食べられます。
味が濃いとご飯がたくさん必要、でも逆に、ご飯がないと薄味のおかずでも美味しい。
そんな感覚を得られるようになったのも、炭水化物を減らしていってからです。
突然やめるというのは難しいので、少しずつ減らしていくと良いと思います。
ジャンクフード

ジャンクフードが体にいいことはほぼないと思います。
手頃なファストフードも、スーパーのお菓子も、体に悪い成分が入っていることが非常に多いというのが現実です。

たまに無性に食べたくなっちゃう時があるよね。。。

やめるのが一番だけど、食べるのならばその頻度には要注意だよ。
当たり前ですが、企業は売るために商品を作ります。
私たち個人個人の健康管理まではしてくれません。
どんな油を使っていて、どんな調味料が使われているのかなど、自分の将来にどんな健康被害が及んでくるのか、よく考えて選ばなければいけません。
子どもや夫が食べたがるので、私もたまに少し食べることがありますが、決まって胃腸が痛くなります。
健康も時間もかけがえのないものです。
自分のためにも、家族のためにも、ジャンクフードはできる限りやめる方向に導いていった方が良さそうです。
砂糖の過剰摂取

甘い物全般に言えますが、砂糖の過剰摂取は特にやめた方が良さそうです。
健康を脅かす大きな原因になり得るからです。
特に白い砂糖は、血糖値の急上昇や、肥満、虫歯の原因になるというのは、容易に想像できます。

でも、甘いものってやめられないよー。

自分の体で、砂糖の悪影響を確かめてみないことには、断つのは難しいよね。
でも、砂糖の代わりになる甘味料はちゃんとあるよ。
砂糖を摂取して私が実感するのは、肌荒れと胃腸の痛み、疲労感です。
1年に数回、誕生日やクリスマスでケーキを食べる機会があると、ついつい美味しく食べちゃいますが、食後は大抵胃腸が痛み、体の重さを感じます。そして数日後には肌が荒れ始めます。
何だか可哀想な人みたいに見えるかもしれませんが、これが正常な体の反応なのではと思うのです。
この反応を感じるようになってからは、洋菓子の摂取量はかなり減りました。
砂糖じゃなくても、甘味を得ることはできます。
私は毎朝、オートミールで蒸しパンを作って食べています。レンチンでできる簡単なものです。この時、米と米麹だけで作られた甘酒を使っています。
砂糖を使わなくても、ほのかな甘みがあって美味しいし、胃腸にも悪影響はありません。
息子のこつんも時々食べますが、爆食いです。
どうしても甘みが必要な時は、白砂糖ではなく、黒糖や蜂蜜などの体に良いとされている甘味料を自ら調べて取り入れるのがいいと思います。
健康を害しては、1日の活動にも、将来の活動にも影響が出てしまいます。
砂糖の摂取を控え、健康管理をしていきましょう。
清涼飲料水

ジャンクフードと同様に、体に悪い物の代表例かもしれません。
大量の砂糖や添加物が入っていることがほとんどです。
昔からある有名な清涼飲料水には多くの砂糖が使われていることは有名だと思います。体に悪そうだなというのも想像できます。
でも、最近はカロリーゼロの清涼飲料水もありますよね。
カロリーがないからといって選んでいませんか。
これらは、少量でも強い甘みを感じられる人工甘味料が使われているようです。
カロリーが低い分、何らかの人工的な操作がされていることは明らかです。
夫は会社で、ペットボトルの甘い飲み物をよく買っていました。
でも、いい歳だし、健康を考えて最近は、家でカフェオレを作って持たせています。
今日摂取した物の悪影響が、明日出るわけではありません。
徐々に蝕まれていくから気づきにくいのでしょうから、日頃から気をつけるに越したことはありません。
水分補給は水かお茶が一番です。
飲酒

アルコールはやめた方が身のためです。
よく言われる当たり前すぎることですが、やめましょう。
若かったり活発だったりする方は、みんなで飲んで騒いで楽しいのもわかります。
真夏にキンキンに冷えたビールの美味しさと言ったらたまらないのもわかります。
でも、健康上のリスクが大きすぎます。
やめましょう。
ノンアルコールの美味しい無添加ビールも売られています。
健康のために、代用できるものを探してみてはいかがでしょうか。
満腹まで食べる

満腹まで食べることは避けたほうが良さそうです。
満腹感は一時の幸せに過ぎません。長い目で見ると、健康リスクが大きいです。
私は、食べ過ぎたなと思うと罪悪感を感じるようになりました。
20代の頃は、夜お腹いっぱい食べても翌朝にはモリモリ朝ごはんを食べられましたが、今は30代も半ば、そうはいきません。
昔は消費できたカロリーも、今は無理です。消化にも時間がかかります。
疲労や肥満につながるし、睡眠にも影響が出ます。

お腹いっぱい食べた後は、眠たくなるよね。
ゴロゴロしたい。

消化のために体のエネルギーが使われてるみたいだよ。
だから、やる気が出なくなっちゃうんだね。
腹八分目とは昔から言われてきたことですが、まさにその通りだなと。
適量を知ることが大切だと感じます。
一つずつゆっくりと

やめると楽になること、探すといろいろありました。
やめたことなので、気付かずに見落としていることもまだあるような気がします。
先月5年ぶりに健康診断を受けました。
結果は、ほぼほぼオールAでした。嬉しい!
5年前の結果と比べてみるとほとんど差はなかったのですが、当時は、少しだけど飲酒もしていたし、小麦も砂糖もご飯も摂取していたし、お腹いっぱい食べていました。
でも、5年後の今は食べる量も内容もかなり変わっています。
それでやっと、5年前と同じ結果が出るということは、やっぱり食には気をつけないといけないんだなと、学びのある健康診断でした。
突然やめるのは、ストレスが伴います。
少しずつ生活をシフトしていくことが、習慣化につながると思います。
「やめる」を通して穏やかな生活ができますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

