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年末年始 〜私の中の3つの決め事〜

miki

年末年始は騒がしい

何だかせわしい年末年始がもうすぐそこ。
心がざわつきますよね。
あぁなんだか落ち着かないなぁ。
あれもしなきゃこれもしなきゃ。
今年のことは今年のうちに…せっせせっせ。

そんな世間の流れに左右されずに、心穏やかに過ごしたい。
そう願う私の年末年始の決まり事は次の3つです。

1 片付ける
2 買わない
3 甘える

これらを意識することで、年末年始のざわつきから少し距離を置いて過ごすことができている気がしています。

あれもこれも、全ては自分のため。
いやいや、家族のためじゃないの?と言われちゃいそうですね。
でも、自分が気持ちよく過ごすことができれば、回り回って家族のためになるのでは…と思います。

普通は逆に考えるのかもしれません。
もしかしたら、エゴかもしれません。

それでも、自分がストレスなく過ごすことが大事なのは間違いありません。
周囲に危害を加えているわけではないので大丈夫だと思いたい。
それに、自分が元気でいないと、家族にも波及してしまうからね。

 

決め事3つ

 

1 片付ける

これは、大掃除のことではなく、片付けです。
汚れを落とす掃除じゃなくて、モノを片付ける、手放す方です。

今回は深く述べませんが、私は一年中「100捨てチャレンジ」なるものをしています。
物を手放すということは、結構な労力を要します。
年末に、よっこらせと重い腰を上げてやろうとするから、大変なんです。
日頃からちょこちょこと捨てていればなんてことはありません。
この、日頃から行なっている手放し(片付け)を、年末に少しだけ加速させるのです。

今年一度も出番のなかったものや、半年くらい使っていないもの、存在を忘れていたものなんかは、その対象になります。

本当は、目に見える物理的な物だけではなくて、スマホの中の不要な情報や、人間関係や契約なんかも、手放しの対象です。

でも、年末に突然実行するのには、やっぱりちょっと腰が重い。

これができたのならば、新年はきっと晴れやかな気持ちで迎えられるのでしょうが、
よっこらせタイプの人には、ハードル高め。

これらのモノは、来年の手放し対象としてリストに入れておいても良さそう。
年の瀬にわちゃわちゃと騒ぎ立てるなんて、そんなことはやめておきたいところです。

「来年の○月に△△を手放します」と紙に書いておくといいかも。
描かずに心に留めておくと、ずっと頭の中でそのことを気にかけておかなければならなくて、疲れちゃう。


さて、今年の残りの期間、一つでもいいから対象の物を見つけ、今までありがとうと呟き、そっとゴミ袋へ入れちゃいましょう。

そのものが占領していた空間に空気が通ると、気持ちがいいものです。
その空気を味わえただけでも、1年のいい締めになりそう。

とか言いつつ、私はまだまだ「100捨てチャレンジ」の真っ最中。
もう少し頑張らないと今年を終えられません。
書類なり、小物なり不要な物を探し出すべく、家の中を徘徊します。

年末までまだ時間があります。
まだ何も手放せていない人は、まず一つ。
手放しに慣れている人は、いくつかどかっと手放して、気持ちの良い年末を過ごしてみてはいかがでしょうか。

2 買わない

皆さんは年末年始のお買い物はどうされますか。
セールには出向きますか?または、ネットのセールに参戦していますか?

いつでもどこでもと言っても過言ではないくらい、常にそこら中でセールをしている肌感です。

でも、ストレスを最小限に暮らすには、セールには乗らないようにしたいところ。セールのセの字も見ないで過ごすくらいの気持ちでいた方が、圧倒的に気が楽です。

消費行動を続けると、永遠に疲れがとれない負のループにはまってしまうように感じます。
大量にものが溢れていて、その中から欲しい物を探し出し、大事なお金を使って購入する。この一連の流れが買い物ですが、これがまた大変な労力を必要とします。

本当はそんなに欲しくないのに、一度見てしまったがために、なんだか必要な気がしてしまう。そしてなんだか欲しくなってしまう。
それがなくても今まで十分に生活できてたんだから、なくてもいいはずなのに、企業のうまい言葉や写真、そして雰囲気に乗せられてついついポチっとしてしまう。

だってセールなんだから。安いんだから。
今買わないと損でしょ?
心の中の小さな商売人がなんか言ってくるんです。

ぴーちゃん
ぴーちゃん

本当にそうかな・・・?

いや、これは明らかに買う方が損

買うというよりも、そこに至るまでの過程で大きな損失を被っている気がします。
だって、必要かどうか不確定なものに対して、多くの時間と労力を費やしてしまっているんだから。その時点でもうアウトです。

それが、本当に必要な物ならばいいと思います。
でも、年末年始の浮ついた時期に欲しいと思うものなんて、なくても生きて行けるものばかり。

私の場合はそうです。

しかも、実店舗もネット上も、買ってくれ買ってくれとアピールが半端ない。受け手のこちらは、情報過多で疲労困ぱい。
まして実店舗となると、人が多い。音が多い。
そんなところで冷静な判断なんて、できる気がしません。

10代や20 代の頃はそれが楽しかった時期もあったかもしれません。
でも、今はもう、わざわざそんなリスクを取りながら買い物をする必要がなくなりました。

疲労と引き換えに得られる物は、本当に私の生活を豊かにしてくれるのだろうか。
ここは冷静な判断が必要です。

だから、年末年始のセールとは距離を置くに越したことはないのです。
それに、片付けて、せっかくすっきりとさせた部屋に、また新たなものを自分の手でズカズカと侵入させるなんて、手持ちのものたちに失礼じゃないですか。

年末も年始も、新たな物は必要ありません。
必要なのは、新たな気持ち。
それだけで十分です。

 

3 甘える

年末年始は帰省します。
自分の実家にも帰るし、夫の実家にも顔を出します。
夫の実家は近いので月一くらいで行くのですが、
私の実家は飛行機に乗らないと行けないところなので、お盆とお正月だけ。
息子のこつんが生まれてからは、コロナもあり、帰らない年もありました。
でもそろそろ、こつんにも北国の冬を味わわせたくて、今年は帰省する予定です。

実家は息苦しい。そんな感覚もあります。
両親との仲が特にいいわけではありません。でも、すごく悪いわけでもない。
普通です。うん、普通。

子どもが生まれてからの方が、きちんと会話できている気もします。
子どもを介して話題ができたり、ちょっとお願いしてみたり、そんなこともできるようになりました。
(ああ、でも、母との間に会話が増えたのは、猫を飼い始めた時だったなぁ。この話もいずれしたい。)

こつんが私に何かと要求してくるように、私も母に何かと要求しています。
要求というと、ちょっと語感が強めですが、
「今日は、お寿司が食べたいなー。」とか「明日は、ザンギがいいな。」とか「ちょっとこれ買ってきてほしい」とか。
こんな感じです。
父には、「ちょっと駅まで送ってほしい」とかね。

親はいくつになっても子どもの親で、子どもはいくつになっても親の子どもです。
当たり前のこの関係でしかできない、このグダグダな甘え。
年にたったの2回です。
親も年を取り、この先何年、あと何回できることなのかもわかりません。
 

そうちゃん
そうちゃん

甘えられる時に甘えよう。

そしてこの甘えが、日常の子育てに生きてくるかもしれません。
子は親に甘えたい。その気持ちを身をもって体験するのです。
そしたら、我が子にもう少し優しくできる自分になれるかもしれません。

世の中には、この関係が成り立っていない方もいらっしゃることは承知です。
いや、もっともっといい関係を築けている方もたくさん、その対極にいらっしゃる方もたくさんかもしれません。
でももし甘えられる環境にあるのならば、そうしてみるのも悪くないと思います。

でもでも・・・、
本当の本当は、お盆もお正月も帰りたくないんです。
なぜなら、とても混雑しているから。そして運賃が高い!
今回はお正月の中でも値段の低い日を狙ってなんとかチケットを取ることができましたが、人混みは避けられないでしょう。
春や秋の閑散期に帰りたいのが本心です。泣。
来年はもう少し計画的に動きたいところです。

穏やかな日々のために

以上が、私の中にいつしか出来上がった年末年始の決め事3つです。

1 片付ける
2 買わない
3 甘える


何がなんでもこうしなければ!と意気込むほどのことでもない、緩やかな気持ちでできる普通のことかもしれません。
でも、意識しているのとしていないのとでは、日常に戻った時の感覚に違いが出てくるように思います。

今日も穏やかな1日でありますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

ABOUT ME
miki
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HSP主婦/ミニマリストになりたい
はじめまして。 HSP気質をもつ内向的な性格の30代主婦です。 夫と息子、猫2匹と暮らしています。 これまでに、生活を楽にしようと試行錯誤してきたアイディアをブログで綴っています。
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