家事が苦手なHSPさんのためのシンプル手法
こんにちは、mikiです。
皆さんは、家事はお好きですか。
掃除、洗濯、料理、買い物、その他名も無き家事がたくさんありますよね。
どれもやらなければいけないことです。
でも、これら全てに注力していては疲れ果ててしまいます。
やらなければいけないことは、最小限の力で済ませたいものです。
家事を楽にするためには、物を減らすことが最も効果的
私はこう感じています。
ミニマリストの生活を目指して早数年経ちます。
物を減らしていくうちに、掃除も洗濯も買い物も楽になったと感じています。家事にまつわる行動自体も減りますが、考え方や決断もシンプルになることで、かなり楽になりました。
私はHSP気質ですが、やることが減り、家事が楽になっていることは、自分自身を整える事にかなり有効に働いているように思います。
家事に費やす時間と手間が減ると、自分の時間をより充実させられるので、物を減らすことは、HSP気質の方をはじめ、家事に忙しい全ての方におすすめです。
家事が疲れる原因
家事って、時間も使うし、疲れちゃうよね。
家事が疲れる原因は、考えることが多くて、頭も体力も使うからではないでしょうか。
人間は、1日の決断回数が多いほど疲れる上に、掃除や買い物などで動き回ることもまた体力を消耗してしまいます。
料理一つをとっても、考えることはたくさんありますよね。
栄養面を気にしてメニューを考え、予算を考えながら必要な材料を揃え、調理を始める時間、作り方、順序、後片付け・・・。
想像しただけで疲れます。私は料理が一番苦手です。考えることが多すぎます。そして、苦手だなあと思いながらやることもまた、疲労に拍車をかけています。
家事は考えることが多すぎて、頭も体力も消耗するために疲れるのです。
考えることを減らすためにどうすればいいかを次から紹介するよ。
シンプルな暮らしは家事激減
暮らしをシンプルにすると、家事が自然と減ります。
難しいこと、複雑なこと、面倒なことを考えずに済み、やることが少なくなるからです。
例えば、私は買い物は週に1回、土日のどちらかに行くと決めています。
買うお店もだいたい決まっています。
「毎週⚪︎曜日は卵の日」とか「ポイント⚪︎倍デー」とか、そういうものは全部無視です。
週末に一箇所で済ませてしまえば、平日は買い物に行く必要がありません。
少しくらい買い忘れがあっても大丈夫です。
もう一度買い物に行くくらいなら、家にある物でなんとかしようと思って過ごしています。
そうすることで、買い物に行く時間も手間も省け、自分の時間ができます。
暮らし、すなわち生活をシンプルにすると、家事は自然と減るのです。
家事に対する考え方
家事って完璧にしないと家族が困るよね?
大丈夫!適度な心地よさを目指してゆったり取り組んで。
家事は、60点くらいできればいいと思っています。
そもそも完璧がわからないし、自分で心地よければいいからです。適度に清潔感が保たれた住まいと衣服があり、体にやさしい食生活が確保されていれば十分すぎるくらいです。
私は掃除機を毎日かけます。掃除しないと気持ち悪いからです。
でも、隅々まで完璧にチリ一つ残さずしているわけではありません。
毎日掃除機をかけているから、そんなに汚れはたまっていないと楽観的に思って、なんとなく適当にかけています。
子どもがつけるような汚れは、気づいた時にさっと処理することで、汚れ自体が落ちやすいし、綺麗な状態が保たれます。
物が少ないと、毎日掃除機をかけることも全然苦ではありません。物を動かす手間がなく、スムーズに掃除機を動かせるからです。
完璧を目指さず、心地いいところを探りながらやんわりと取り組むことで、「やらなきゃ!」という負担感が減っていくと思います。
家事を減らす方法
やりたくないことを明らかにする
家のことでやりたくないことを洗い出してみましょう。
理由は、やりたくないことに費やす時間がもったいないからです。
私は料理が苦手で好きではなく、やりたくないことのトップにあります。
だから、料理はできるだけ時間と手間のかからないシンプルなものにしています。
また、一週間のメニューもシンプルで、肉と魚を交互に出すと決めています。「あ、今日は魚の日か。ほっけでも焼いとこ。」となり、あまり悩まずに済んでいます。
まずはやりたくないことを洗い出し、やらずに済むように行動してみましょう。
物を減らす
家中の物を減らすことは、かなり有効な手段です。
物が少ないと、家事が激減します。
食器を例にしてみます⇩
晩御飯に、ご飯、味噌汁、主菜、副菜数品を用意したとします。
副菜を一つずつ小鉢に入れて出すと、いくつもの食器が必要になりますよね。数が多くて洗うのが面倒です。
でも、おかずをワンプレートにまとめれば、一人当たり3つの食器で済みます。ご飯とおかずをカフェのように一緒に盛り付けてしまってもいいかもしれません。
すると、そもそも小鉢がなくて良くなり、食器棚もすっきりします。
食器が減ると、洗う食器の数が減り、収納も簡単になります。
工夫して収納しなくても、ワンアクションで置くだけ収納ができる状態まで減らせると、食器周りの家事がかなり楽になります。
そうして食器が限られてくると、その食器でできるメニューを用意するようになります。
メニューが絞られてくると、メニューを考える幅が狭まり、料理苦手民としてはとても楽です。
他にも例えばこんなこと↓
・部屋に物が少ないと、掃除機がけが楽。
・トイレマットがないと、床掃除が簡単。
・衣服の種類や数が限られていると、洗剤の種類を選ばなくていい。 など
是非、物を減らして家事が減ることを実感されてください。
物の減らし方については、こちら(【HSPさん向け】疲れない断捨離術)でもご紹介しています。
時間を決める
家事に取り組む時間を決めてしまいましょう。
一つに手をつけると芋づる式に出てくる家事に翻弄されないようにするためです。
私は、日中ほぼ家事をしないのですが、息子を幼稚園に送った後、「⚪︎分までは何か家事をしよう」と決めています。
この限られた10分か15分程度の時間で、玄関のタイルを拭いたり、朝洗った食器を片付けたりします。この時の食器も少ないので、すぐに終わります。
そして時間が来たら終わりです。もう家事はしません。
一つでも済ませてしまえば、家も綺麗になるし、後々にやることも減ります。
時間を決めて取り組むことで、嫌だなあと思う間もなく、素早く行動できるのが不思議です。
家事に取り組む時間を決めて、自分自身に素早い行動を促しましょう。
家事を楽にするアイテムの導入
家事を楽にするアイテムを取り入れましょう。
道具に頼ることも立派な知恵です。時間と心に余裕を生み出せます。
よく言われることですが、ドラム式洗濯機はその代表例です。
我が家もまたドラム式洗濯機を使っています。
朝起きてすぐ洗濯機をまわし、30分ほどで洗濯が終わります。その後、干さなければいけない素材のものを数枚だけ干し、そのほかは全て乾燥機に入れて回します。すると、昼頃、乾燥が終わり、5分もかからずたたみ終えます。
また、干しているものについては、我が家は吊るす収納がメインなので、そのまま横のクローゼットに移動するだけです。1秒で済みます。
家事を楽にするアイテムを取り入れ、時間と心に余裕をもたせましょう。
家事を減らして楽しよう
以上のようにいくつか書いてきましたが、共通して言えることは、家事にかかる時間と手間を減らすために、物を減らして家事を減らしていきましょうということです。
家事が減ると、そこに充てていた時間や労力を他のやりたいことに費やすことができる点が最大の魅力に感じます。
私の場合は、自分の時間を最大限活用したいという一心で家事を減らしています。子どもがいる時はなかなかゆったり過ごせないので、限られた一人時間ほど大事なものはありません。(【HSPママさんへ】子育て中、一人時間で心を休めるために大切なたった1つのこと)
自分の時間を何に使うかは各々の自由です。家事はどんどん減らして楽をしていきましょう。
ゆったりとしたカフェタイムを過ごせますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
⇩午後はカフェインを控えることで、夜眠りにつきやすくなりました。
⇩このスプーンとフォークは、のちに箸の持ち方、使い方を教えなくても自然とできるようなった家事楽(育児楽)アイテムでした。