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シンプル暮らしのクリスマス 〜プレゼント編〜

miki

「装飾編」「食事編」と書いてきました。お付き合いいただきありがとうございます。

ところで、サンタさんの起源はいつなのでしょうか。
「クリスマス=プレゼント」っていう文化は、いつどうして出来上がったのでしょうか。
改めて考えてみると、なんの知識もありません。
でも、ワクワクしますよね。子どもは。

最後は「プレゼント編」です。

悩みを減らすために

プレゼントって悩みませんか?
大好きなあの人を喜ばせたい!的な。
何が欲しいのかなと色々と想像を掻き立て、お店を見て回るのも楽しいです。
あるいは、失敗したくない派の人は、本人に直接欲しいものを聞いて確実に用意するという方法もありますよね。
人それぞれ、自分と相手に合った方法があると思います。

さて、相手が子どもの場合はどうでしょう。
誕生日とクリスマスは、プレゼントが絡む、1年のうちの二大イベントだと思っています。
悩ましい時期です。
せっかく選んだプレゼント、喜んでもらえなかったら、こちらの気分もガタ落ちです。

何をプレゼントしようか、迷うよね。
おうちにたくさんおもちゃあるしね。

特に、繊細な方は、子どもの空気も敏感に感じとります。
万が一の場合、喜ばせてあげられなかった自分を責めてしまいそう。
私も、くよくよしがち。

でもそうなりたくないので、考えます。

今回、ポイントは少しだけ違います。 

選択と決断の数を少なめに。
・【いつもの】に “+1(プラスワン)” で特別感を。

それでは、ポイントを頭に入れて、プレゼント選びについて考えてみます。

 

プレゼントの準備

「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」

この時期、大人が使いがちフレーズランキング1位ではないかと勝手に思っている言葉があります。

鬼ピー
鬼ピー

「いい子にしてないとサンタさん来ないよ。」

言っていませんか?
私は口が滑って2回程言ってしまったような気がします。
反省。言わないように、言わないようにと思っていたのに。

これって何気にパワーフレーズだと思います。
言ってる自分が嫌になる。なんでそんな強気になれるのかと。

大人で言うと、「こんな初歩的なミスをしたから、今月は給料なし」みたいな感じでしょうか。これはひどい。

子どもはサンタさんが来ないなんてこと、絶対にあってほしくないはずです。
自分の今の何気ない行動が、サンタさんが来てくれないという絶望的な状況になるなんて、信じたくない。

今にも泣きそうな声で「そんなこと言うなんて、お母さん悪い!」って言い返されました。

そうだよな。子どもはいつも頑張っているはず。
少なくとも、私なんかよりも、この1年間ずっとずっと頑張って、ずっとずっと成長しているわけです。
クリスマスの時期が近くなって、ちょっと親の目につく行動をしたくらいで、この1年の頑張りを無駄にされてたまるかとでも言っているかのようです。

そうちゃん
そうちゃん

余計なことは言わない!
これもプレゼント準備の一つだね。

大丈夫、サンタは必ずやってきます。

  

選択と決断の数を減らす

物はなるべく増やしたくないけど、サンタさんを楽しみにしている子どもの気持ちにも応えたい。

こういう場合、徹底したミニマリストの方ならば、物理的な「物」ではなく、「経験」をプレゼントするのでしょうか。
「経験」ならば、「またおもちゃが増えちゃったなあ」と、少ない物で暮らしたい繊細な方々の気が重くなることもなさそうです。
できることなら私もそうしたい。

息子のこつんは、車マニア。
トミカが大好きなんです。
もうすでに200台近くコレクションしているのに、興味が尽きることはありません。
すべての車両の名前(と時々No.)を覚え、等しく「大好き」なのです。その熱量に感服します。

これは仕方ない。
譲れません。
プレゼントはトミカに決定です。

多彩な色を使い、数も多い。

けれど、あれこれ考えるよりも、本人に何が欲しいかを聞き、望むプレゼントを用意する方が、総合的に見てずっと楽です。
「またトミカ?」「もういらないでしょ」とかなんとか、とやかく言わない。
親の意見は置いておく方が、ベターです。

こつんにとっては、【いつもの】大好きなトミカです。
これが、今まで見たこともないおもちゃだったら、どうでしょう。
喜ぶかどうか、こつんの遊びに適しているか、不明確なことだらけです。
そんなギャンブルじみたことは避けるのが吉だと思っています。

それに、こつんは新たなものに疑念を抱きがちです。
ある程度の挑戦や刺激が子どもに必要だとは思うけれど、今ここでする必要性は感じません。

朝起きたら、ラッピングされたプレゼントが現れている!
これはサンタさんにお願いしていたもの!?
ドキドキ。

これだけで十分特別です。

そうちゃん
そうちゃん

子どもの望みを叶えてあげることが一番だね。

悩ましいプレゼント選びですが、親の意見は一旦置いておきましょう。
子どもの意見を優先させ、親である私たちの、選択と決断の数を減らしてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、プレゼント選びはぐっと楽になる気がしています。

さて、おもちゃが増えたら、疲れます。
だから、日頃から整理整頓を習慣づけておきたいところです。
まだまだ精進中ですが、この点もいずれ綴りたいと思っています。

 

夫婦でプレゼント交換はしない

プレゼント交換をやっているご夫婦、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
仲が良くて素敵なことだと思います。

そうちゃん
そうちゃん

プレゼントって、あげるのも、もらうのも嬉しいよね。

でも、私たちはプレゼント交換はしません。
単に欲しい物がないからっていうのが一番。

「〇〇が欲しい」って言えば、買ってあげるのにって夫のとんは言ってくれます。
でも、欲しいものなんてないんです。

私が欲しいのは平和で穏やかな時間、ただそれだけ。

お互いに欲しいものがないから、プレゼントは用意しない。
悩む時間も労力も必要ありません。
ネット検索する時間も、買いに行く手間も発生しません

とてもシンプル。

ぴーちゃん
ぴーちゃん

時間ができたから、愛でてね♡

 
できた時間は、自分のゆとり時間に費やしてしまいます

時間があるからコーヒーをお供に編み物をして、そぴを愛でます。
忙しない日常の中で、ゆっくりまったりできる時間、繊細な方々には必要不可欠ではないでしょうか。

「しない」から生まれる特別な時間。

これが、私の【いつもの】日常に+1(プラスワン)の贅沢時間です。

でもプレゼント交換って、ちょっとワクワクしますよね。
欲しい物があったら、してたかもしれません。笑

素敵なクリスマスを

なんやかんや、クリスマスは一年で一番のイベントかもしれません。
キラキラ、ワクワク、ドキドキ・・・
こんな気分にさせてくれるイベントってそうないですよね。

子どもの頃は、サンタさんにお手紙を書いて、クリスマスの夜中にサンタさんがプレゼントを持って来てくれるのを本当に楽しみにしていました。
私が育った地域では、クリスマス当日になって一面に雪が積もり、見事なホワイトクリスマスを迎えていたような記憶があります。

ヨーロッパや北米のクリスマスってどんなかなって想像したりもします。
きっと、もっともっと賑やかで、それでいてほっこりと暖かい雰囲気が漂っていそうです。

でも今の私は、世間のクリスマスに流されすぎると後の自分が忙しくなりそうなことを予想できます。
刺激を減らして、程よく楽しむクリスマス。
私にはこのくらいがちょうどいいのです。

 

以上、「装飾編」「食事編」「プレゼント編」と3編に渡って書いてみました。

何かお役に立ちそうな点がありましたら幸いです。

素敵なクリスマスを迎えられますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

おまけ

最近、私がこつんの思い通りに動かないと、こう言われます。

「そんなんだったら、お母さんにプレゼント来ないよ!」

子どもなりに、一生懸命生きているのでしょう。
(言われた瞬間は、こんな優しい気持ちにはなれませんが。)

ABOUT ME
miki
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HSP主婦/ミニマリストになりたい
はじめまして。 HSP気質をもつ内向的な性格の30代主婦です。 夫と息子、猫2匹と暮らしています。 これまでに、生活を楽にしようと試行錯誤してきたアイディアをブログで綴っています。
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