シンプル暮らしのクリスマス 〜装飾編〜
クリスマスに向けて
クリスマスって、賑やかですよね。
私はここ数年、クリスマス時期に賑やかな場所には出向いていないので、実際のところはわかりません。
想像では、街中がきらびやかなイルミネーションで装飾され、子どもの頃から聴き慣れたワクワクする音楽と共に、一年の最大級イベントかというくらい盛大に街を飾ってくれている印象です。
ああ今年ももうそんな時期かと。
賑わってるなあ、1年って早いなあって思います。
年々1年が早く感じられるよね。
きらびやかなクリスマスに向けて、皆さんはどんな行動を起こすのでしょうか?
私は、自分ひとりだったら気にしなかったかもしれないけれど、子どもがいるので、一応クリスマスの雰囲気を少しだけ出しておこうと思うわけです。
やっぱり、クリスマスって楽しいなーくらいに思ってくれたらと。
巷に溢れるかわいいクリスマスグッズの数々。
確かにかわいいし、気分が上がる気がします。
だけど、これを自分の家に持ち込んで、装飾して、時期が終われば片付ける。
この一連のことを考えると、どうしてもシンプルに済ませたいと思ってしまいます。
そこで、今年の我が家のクリスマスをちょっと整理してみたいと思います。
ポイントは2点。
・色と数を少なめに。
・【いつもの】に“+1(プラスワン)”で特別感を。
この2点を踏まえておけば、穏やかでほっこり楽しいクリスマスを迎えられる感じがしており、実行中です。
長くなりそうなので、3編(装飾編、食事編、プレゼント編)に分けて綴ります。
飾りつけ
家の中の装飾は最小限に
クリスマスツリーはお持ちですか?
子どもの頃は大きなクリスマスツリーに憧れていました。
でも、今我が家にはありません。
ツリーを置くとなると、考えるべきことがたくさんあります。
どこに置くか、どのくらいのスペースが必要か、猫に倒されないようにするには、掃除機はかけやすいか、何を飾るか、どこに片付けるか、収納場所は確保されているか・・・。
実際に所有することになると、まだまだありそうです。
これは大変だなということで、我が家はタペストリータイプを去年購入しました。
しかも、お手軽100円ショップで購入(100円ではなかったかと)。
白地に緑の大きなツリーが描かれています。
縦127cm✖️横80cmくらいの大きさ。
それを、マスキングテープと、綺麗に剥がせる両面テープのようなもので壁に貼り付けています。どちらも100円ショップの物です。
そしてそのツリーに、自分で編んだ星の飾り(←これが “+1” 要素)をいくつか貼り付けています。
白、緑、控えめの金、銀の4色。
これで立派なクリスマスツリーの完成です。
ちょうど良い。
収納にも困りません。
クローゼットの中においてある収納の引き出しに畳んでしまえます。
リビングの小窓には、これまた自分で編んだ雪の結晶のガーランドを飾って終わり。
雪の結晶にしたのには理由があります。
サンタモチーフ、靴下モチーフだと、クリスマス限定になってしまう。
でも雪の結晶なら、クリスマス感もあるし、冬が終わるまでの間飾っておけます。
白系の毛糸で編んだので、目にも優しいです。
なんだかちょっと得した気分。
(ちなみにこの雪の結晶のモチーフは、ネット上に無料で編み図を公開してくださっている方のものです。)
1年に1回の行事のために、お金をたくさん使ったり、装飾品を増やしたりすることが私はストレスです。時期が終われば、どこかに保管しなければならない。いわゆる管理コストもストレスです。
装飾品は、もちろん、飾ればとても綺麗です。気分も上がります。
手間ひまかけて準備するのも、クリスマスをはじめとした様々な行事の楽しみという方もいらっしゃるでしょう。
それは素敵なことだと思います。
でも、私にはそれができません。
できないというか、頑張らないとできないのです。
要は、面倒くさいのです。
面倒くさいと思いながら、家族のため、子どものためにと準備をするクリスマス。
それって自分は楽しいのでしょうか。
大きなツリーに子どもと一緒に飾り付けするのって楽しいですよ、というご意見、あるかと思います。
子どもを喜ばせてあげたいという親心はないのかと叱られそうです。
でも、今のところ、こつんは何も言ってこないので、「大きいクリスマスツリーがいい!」と言い出すまではこのままでいきたいです。
家の外は夫と子ども任せ
お次は家の外のお話。敷地内の話です。
特に盛大なことは何一つしていないけど、冬らしさ、クリスマスらしさを醸し出しているであろうことがあります。
まず、フェンスにちょっとしたイルミネーションをつけています。
これは、夫の趣味?なのかな。
キラキラとした物が好きみたいです。
毎年、近場で開催されるイルミネーションを気にしています。
でも私は行きたくない。
だって、イルミネーションスポットに行くとなると、暗くなってからじゃないと見られないし、寒いし、時間も遅くて明日に支障が出る・・・とか考えちゃうから。
そこで、去年か一昨年から、庭のフェンスを飾るようになりました。
ご近所の方には少しだけ楽しんでもらえているみたいです。
しかもこれは、家の中からも見ることができます。
暖かい部屋の中から、暗闇の中キラキラと光るそれを見るだけで、冬だなあと感じられ満足です。
こつんも喜んでいます。
これが家の中でずっと光っていられるというのはダメなんです。刺激過多です。
全然綺麗に撮れませんでした↓泣
”家の外”、”たまに見る”
だからいいんだよね。
もう一点。
こつんが道中拾ってくる、枝や葉っぱ、ドングリなど。
子どもって道端に落ちているいろいろな物を拾ってきませんか?
こつんは毎日拾ってきます。
これらを、表札前の小さなスペースに置いています。
緑や黄色のものもあれば、枯れた色のものもあります。
「それいる?」「いつまで取っとくの?」なんて言いたくなりますが、そこはぐっと飲み込んで。
集めた枝や葉っぱがカッサカサになっていくその様もまた、冬らしくていいなあと。
子どもは見事に季節を見つけてくれます。
わざわざ購入しなくても、そこら中に冬が落ちているのです。
落ち着く地点を
世間のキラキラクリスマスに乗ると、未来の自分が困りそう。
そんな気がするので、少しの工夫で少しのワクワクを取り入れる。
それだけでも、クリスマスを実感できて、いい感じです。
・色と数を少なめに。
・【いつもの】に“+1(プラスワン)”で特別感を。
皆さんも、ご家族の意見も取り入れつつ、自分なりに落ち着ける地点を見つけて、程よく準備を楽しめたらいいなと思います。
次回は、「食事編」です。
つづく。